海で溺れたよ

この海!深い!溺れる!ボボボーボ・ボーボボ

閉鎖病棟とADHDと

窓からはセミの鳴き声が聞こえる、スマホはない、社会と繋がるようなツールは全て置かれてない。不安だらけだった、私にとってスマホとは他者との繋がりを表すものだった そんなものがない中でまともでいられるのかと不安だったが実際「スマホがある方が異常になってしまう」という現実を突きつけられた。

 

出入口、洗面所、大浴場、ナースステーションには全て鍵がかけられ ナースステーションには強化ガラスが張り巡らされてる、困った時はナースコール(看護師が来るのに30分くらいかかる)またはナースステーションの小窓を叩き直接お願いをしにいく、1人でニヤニヤしながら歩く人 ナースステーションの窓を叩きながら「ここから出せ!」と怒鳴り保護室に連れていかれる人 ドアの隙間からガン見してくる拒食症の女性、1人で爆笑しながら歩く人、みんな様々に過ごしていた。

 

不思議なことに1週間ほどでスマホのない生活に慣れてしまった、むしろない方が精神は安定してた。スマホを持つことで「承認欲求」「自己顕示欲」「SNSという毒に侵されていく。だけど慣れたと思うのも閉鎖病棟の中にいる時だけ、入院して三日目で友達が2人も出来た、その子達と大声で歌って怒られたり、一緒にゲームして笑いあったり、今年の夏で1番充実した生活が送れた。ただしかし母が面会に来て外に出る時自然と涙が溢れてきた「家に帰りたい」誰でもそう嘆きたくなるだろう、5ヶ月も入院してまともに家にも帰宅してないんだから。そして入院してから4週間目 ついにナースステーションの前で泣き崩れて帰宅を強請るようになった、緊急で母が面会に来て 無事一時帰宅。そして家に帰って思ったのは「やっぱり家に帰りたい」ということで金曜日に退院させて貰えました、なので入院中何があったのか詳しくお話は出来ませんというか全て忘却の彼方なので話すことがない。ダメですね、記憶力が本当に低下してる。最近は失礼だが友達の名前すらも間違えてしまうようになってしまった。

 

そして入院中にIQ検査 画面に丸が出たらボタンを押す検査 心理検査 ADHDチェック検査 全ての検査で4時間ほどかかりました、その結果「ADHDです」と言われました。こんなもんです、私の人生なんてどうせ語呂合わせだもん。

ADHDも躁鬱も境界性パーソナリティ障害PTSDも治らない、救われない、嗚呼。なぜ苦しめた奴らではなく苦しめられた私がこんな目に合わなきゃいけないんだろう、人生をかけて償ってほしい。生きにくい

 

もう死んじゃおうかな。きっとその方が楽だよ。って言うだけできっと死なないのでほったらかしてください。