飛び降りた話
4.2午後辺りに私は家の窓からアスファルトへと飛び降りました。
死ねないことなんてわかってました、じゃあなんでリスカだけで踏みとどまれず飛び降りたのか?と聞かれたら私は「私を面倒くさがった彼へのあてつけだ」と答えます。
飛び降りる日の夜中に私はエチゾラム(デパスのジェネリックバージョン的な薬)をODしていました、そして手首を切るに切りまくりまた病院へ連れていかれ その事を彼氏に話をしたところ「こんなのが続くなら正直俺もきつい」と言われました。その言葉が許せなかったのです。
ですが少し冷静になり考えれば単純明快で分かりやすいのです、昼夜問わず自傷や自殺未遂の話を彼女から聞かされたらどんな人でも疲れると思います。
ですが私は冷静になんてなれませんでした、「この人は私を見捨てた残酷な人」という認識へと変わりました。境界性人格障害の悪いところです。
そして飛び降りたあてつけとは?となると、後悔させてやろうと思いました。お前の一言で、お前の態度で、唯一無二の私が傷つき苦しんでいるんだというのを見せつけることで罪悪感を感じさせようと思い飛び降りました。
不安になると不安が怒りに変わってしまいます。そしてそれを怒り任せで相手に押し付け 自分のしんどさを一方的に述べます。そして相手がよしよししてくれれば踏みとどまるし、突き放されればが当てつけの様に飛び降りたり首を吊ったりします。
痛かった、落ちた瞬間呻き声が出て 上手く呼吸ができず 体がバラバラになってるんじゃないかというほどの激痛だった。近所の人が駆けつけ救急車を呼び 来るまでの間ずっと私の体を撫でて「大丈夫だよ」と安心させようとしてくれた声と指の体温はきっと忘れられない。
ダメだ、このままじゃダメだ。このままじゃ絶対幸せにもなれない。いつまでも自分を傷つけないと安心を得られないのなんて嫌だ。もう嫌だ。